茨城県内のフィルムコミッション(いばらきFC(平成14年度設立)+25市町FC+設立検討3市)によるロケ支援作品数及びFCの経済波及効果等について取りまとめました。
平成27年度は,県内の組織体制が拡充したこと(1市が新たにFC設立)や,神社や工場等の民間施設で積極的なロケ協力が行われたことにより,ロケ支援作品数は対前年度比1.06倍にあたる583作品に上り,過去最高となりました。
【ロケ実績】
(1)ロケ支援件数
H27 583作品
(2)ロケ延べ日数
H27 1,130日
【FC効果】
(1)消費推計額
H27 約3億5千万円
(2)経済波及効果推計額
H27 約4億8千万円
(参考:消費推計額及び経済波及効果推計額の算出方法)
・消費推計額:撮影隊の宿泊費,弁当代及び撮影機材のレンタル料など,アンケート調査等をもとに算出
・経済波及効果推計額:国土交通省総合政策局「ロケーション撮影による地域経済効果の推計手法等に関する調査報告書」の係数をもとに算出
(3)県民も映像製作に参加
県民の方々が映画やドラマ等83作品にボランティアエキストラとして延べ約5,000人が参加
※映画:「スキャナー 320人」「太陽の蓋 240人」
ドラマ:「下町ロケット 1,350人」「ラストコップ 260人」
【その他】
(1)主な支援作品
・映 画:「信長協奏曲」「僕だけがいない街」「植物図鑑」
・ドラマ:「下町ロケット」「怪盗山猫」「ヒガンバナ」
(2)2015年公開の興行収入10億円以上の邦画(実写)27作品のうち,県内FCが10作品を支援。(H26年撮影)
「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」 「寄生獣」 「図書館戦争 THE LAST MISSION」
「バクマン。」 「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」
「龍三と七人の子分たち」 「寄生獣 完結編」 「バンクーバーの朝日」
「イニシエーション・ラブ」 「天空の蜂」
※(一社)日本映画製作者連盟発表資料から
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