弘道館

登録番号:0189

カテゴリー:スポーツ&レジャー施設/公園・遊園地・テーマパーク 水戸市

所在地
水戸市三の丸
交通
常磐自動車道水戸ICより20分

概要

弘道館は、天保12年(1841)に、徳川斉昭公が開いた水戸藩の藩校です。現在の建物のうち正門、正庁及び至善堂は国の重要文化財に指定されています。本館は、弘道館の正庁で西面寄棟造り、南・北面との玄関が寄棟造り、平家建て、瓦葺き。保存されている建物は史跡ならではの歳月を刻んだ重みがあり、徳川慶喜も学んだ弘道館では、NHK 大河ドラマ「徳川慶喜」の撮影が行われました。
敷地内と周辺には60種、約800本の梅が植えられています。園内には散策路があり、ゆるやかにくねった道がところどころにみられ、フジテレビ「海のオルゴール」の撮影が園内の散策路で行われました。
水戸城跡大手門のすぐ前にある正門は切妻造り、瓦葺きの四脚門で、この南に延長10m、北に11mあまりの瓦葺きしっくい塗りの土塀が続いています。
正庁には床・棚・書院付きの24畳の一の間、さらに15畳の二の間、12畳の3の間などがあり、それらの各部屋は襖で仕切られ、廊下の境は障子になっています。正庁の廊下にはすべて畳が敷き詰められており、照明器具はほとんど設置していないため、廊下に障子を通して差し込む光は当時のままです。
本館と至善堂とは、畳40畳を敷き詰めた十間廊下と呼ばれる長い廊下で結ばれています。
また、敷地内には剣の試合を行った場所対試場も残されており、藩主は試合の様子を正席の間からながめていたと伝えられています。

主な撮影実績

  • フジテレビ「海のオルゴール」