ミュージアムパーク茨城県自然博物館

登録番号:1296

カテゴリー:公共施設/その他公共施設 坂東市

所在地
坂東市大崎
交通
常磐自動車道・谷和原ICから車で20分

概要

1994年に開館した自然系博物館。雑木林や谷津田、沼など、豊かで里山的環境を合わせ持った15.8haにも及ぶ広大な敷地は、公園的要素も備えており地域のコミュニティスペースとしても機能しています。また、自然と生命の不思議な営みについて展開するストーリー性のある展示が特徴です。建物も特徴的であり、博物館や研究施設としての設定が望ましいロケーションです。
博物館のエントランスへいたる石段は幅広で段差が低く、両脇に植栽が茂ります。公園の通り、研究施設の階段、豪邸の階段など、様々なシチュエーションを可能にします。
エントランスホールの両脇には丸デスクの受付カウンターがあり、大学病院のような印象も漂います。また、同館の代名詞ともなっている松花江マンモスの化石の展示の大きさは圧巻です。
展示設備「自然のしくみ」は鳥や昆虫になって自然を見ていけるコーナーです。太古の日本へ続く展示室は、タイムトンネルのようなロケーションで、青く幻想的かつ近代的な雰囲気が漂います。
2階展示室へいたる曲線的な通路は、コンクリート製の柱の両脇がガラス張りになった明るく開放的な空間です。踊り場に広いスペースがある階段は、手すりはすべてシースルー仕上げで直線的な階段も魅力です。
屋外には「菅生沼」があり、沼を横切るように木製の桟橋がかかります。増水時にはこの橋が隠れるといいますが、オフシーズンはこの程度の水深で、広大な葦の原が広がります。木製桟橋「ふれあいばし」は、向こう岸からわたる時は「あすなろ橋」となり、場所によって時代劇に対応できるところもあります。
敷地内にある芝生広場わきのレンガ造りの橋はヌケがよく、周辺は森林や芝生のみの景観なので、恋愛ものからサスペンスまで幅広く対応できます。
また、湿地帯の木製散策路から見える復元された逆水門などの印象的なスポットがあるほか、屋外には桜並木やツツジ林など季節の草花、木々が四季折々に色づきます。

主な撮影実績

  • BS-i「ケータイ刑事 銭形雷」