劇中石村修が山を駆け降りるシーン
黒崎
そうなんですよ。カメラマンが本番一発で。
おにぎりを食べるシーンからは1回カットが切れています。場所を変えているので。臨場感がでていたのは柳楽優弥さん演じる修を追いかけて走ったカメラマンのおかげです。僕は凄く離れたところから見守っていました。
久野陶園での撮影について
黒崎
すごくありがたかったし嬉しかったのは、皆さん映画を1本作ることに賛同して下さって、協力して下さったのがすごく伝わってきたので、それがすごくうれしかったですね。
それからこの映画のテーマを聞いてくれた上で戦争を題材にしているということとか、それでもその中で青春をどう生きるかっていうことを、わからないながらも一生懸命考えている若者たちの話なんだ、という映画の方向性にじっくり耳を傾けて下さって、その上で「よしやろう!」って言ってくれた、と制作チームから聞いて、それがすごく心強かったです。
そうやって協力してくださる方々のパワーが積み重なってシーンが出来ているのは本当に間違いないので、だから監督としてはそのお力をいただいて、撮っているような気がしますね。
作品名への思い
黒崎
そうですね。そういうふうに思いついてしまったので、詳しく理由が言えないんですけど、そうだと思います。太陽もまたエネルギーの象徴だし、生きるっていうことの象徴なのかなという気がしていて。難しいテーマをはらんだ映画ではあるのですが、一番大事なのは、若い主人公達が「エネルギーを燃焼させている」ということだとはっきり思ったときに、「太陽」という言葉が浮かんできました。
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販売元:ハピネット・メディアマーケティング
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