ロケ支援20年目突入のスペシャル企画として、「映画太陽の子」の監督・脚本を手掛ける黒崎博監督に茨城での撮影や作品にかける思い、今作含め茨城でのロケ等についてオンライン形式でお話をお伺いしました。インタビューの全容を掲載しておりますので最後まで是非ご覧ください。
はじめに
いばらきFC (以下「茨城」)
「映画太陽の子」の脚本と監督を務められた黒崎博監督は、茨城が舞台の朝ドラ「ひよっこ」や水戸も舞台になった大河ドラマ「青天を衝け」等でも監督をされています。そんな茨城に所縁のある黒崎監督に、「映画太陽の子」の茨城でのロケのお話等をお聞きできればと思っております。
茨城県では「映画太陽の子」公開に合わせて「太陽の子応援企画展」(※注)を開催しました。展示や撮影について監督の思いをお聞かせください。
※注「映画太陽の子」応援企画展
・県庁会場 場所:県庁25階 会期:令和3年7月22日~8月16日
・笠間会場 場所:筑波海軍航空隊記念館 会期:令和3年7月22日~8月5日
黒崎監督(以下「黒崎」)
はい。よろしくお願いします。茨城県では茨城県庁や笠間の筑波海軍航空隊記念館で「太陽の子応援企画展」をしてくださったんですよね。その時本当に行きたかったんですけど、うかがえず残念だったんですが、いばらきFCさんから沢山の人がいらっしゃってくれたと聞いて嬉しかったです。
茨城
時期的にコロナを心配されて他県から来られない一般の方も多くいらっしゃって、そういった一般の方々から展示の会期を延ばせないのか等お問合せもありました。
県庁舎25階での展示だけでも1日1000人位は来てくださって、期間中に累計2万人位は来てくださったと考えています。
黒崎
1日1000人ってすごいですよ、素晴らしいです、ほんとに。
茨城
県庁の25階展望ロビーは様々な方々がいらっしゃる場所なので「映画太陽の子」の展示や資料映像等を流すことで、作品を知らなかった方から「こういう映画があるんですね、せっかくだから見に行ってみようかな」とのお話を頂きました。
黒崎監督は茨城が舞台になった代表的な作品の一つであるNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」や、大河ドラマ「青天を衝け」の弘道館ロケでも活躍されるなど、茨城に所縁がある作品の監督もされておりますよね。茨城出身の俳優である三浦春馬さんも「映画太陽の子」に出演されていて、「ひよっこ」では主演を務めていた女優の有村架純さんも出演されています。
こうしたことから、応援企画展を見てくださる方々が展示に注目してくださって、何度も解説の文章を読んでくれていました。
茨城
応援企画展に関しては来場者の方々から素晴らしい作品を知ることが出来た等、応援企画展を開催したことへの感謝のお言葉や、「映画太陽の子」の特集が掲載されている「いばらきロケ地マップ」を送って欲しいと北海道から九州まで沢山の地域の方々から連絡も頂きました。現在作成中の最新号のロケ地マップでは改めて黒崎監督が「映画太陽の子」にかける想い、表現でこだわったところ、俳優の皆さんとのやりとりなども含めて、伝えられればと思っております。
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発売元:ハピネットファントムスタジオ
販売元:ハピネット・メディアマーケティング
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